珍しい境遇に居る人やとてもレアな体験をしたことのある人をスタジオに呼んで様々な衝撃エピソードを紹介していく人気バラエティ番組【激レアさんを連れてきた】の1月9日放送回で特集されることが決まり話題となっているMCでこ八。番組の次回予告では「ラッパーになりたい孫を応援しているうちに自分もハマってしまって孫とラップユニットを組んでいる人」と紹介されていましたが、その通りMCでこ八は72歳にして孫のMC玄武(げんぶ)とクルーを組んでいる現役ラッパーです。
これまでにも何度かメディアで取り上げられたこともありHip-hop界隈では既に認知度の高い2人ですが、普段ラップに詳しくない方やHip-hopに慣れ親しんでいない人にはとても衝撃の強い2人組に感じるでしょう。
そこで今回はMCでこ八について出身地や活動拠点、また経歴や年齢といったプロフィールについてまで調査していきます。
MCでこ八の年齢やプロフィール
【MCでこ八】
本名:ヨウコ
クルー名:赤ちゃん婆ちゃん
相方:MC玄武
生年月日:1950年生まれ
出身地:京都府
在住:滋賀県
YouTube:赤ちゃん婆ちゃん Official
曲:『コンニチワ』『金くれよ』『負けないぜ』『いろは歌』etc.
MCでこ八さんはこれまでに詳しい生年月日について明かしたことがありませんが、1950年生まれということは公表しているので2023年1月現在72歳だということが分かります。1950年、つまり昭和25年生まれの有名人には俳優の舘ひろしや神田正輝、歌手の八代亜紀に和田アキ子などが居ます。
MCでこ八はMC玄武と赤ちゃん婆ちゃんで活動中!
MCでこ八とMC玄武の2人から成るラップクルー「赤ちゃん婆ちゃん」は2017年11月に活動を開始しました。
楽曲をリリースする度にファンからは好評で「楽しそうでこっちも幸せになってくる」「婆ちゃんのラップスキル高すぎ」「玄武上手すぎる」というような2人を賞賛するコメントが多く溢れます。
初のMV製作曲となった「天国と地獄」は非常に多くの注目を集めており2023年1月時点で約18万回の再生回数を出しています。当時68歳という高齢のMCでこ八さんが持ち前の渋い声で歌うからこそ心に響くリリックは他のラッパーとは言葉の重みが違うと話題になりました。
また孫であるMC玄武は当時15歳という幼さだったにもかかわらず耳馴染みの良い歌声と完璧な技術で楽曲を支えており、「最強の祖母と孫」「ラップクルー」としてその名を定着させました。
MCでこ八は滋賀県在住?出身地は?
MCでこ八さんは京都府出身ですが、現在の住まいと活動の拠点は滋賀県となっています。なぜ住まいが変わったのかは本人の口から触れたことがないため不明ですが、50代までは京都でお店を経営していたことが分かっているのでおそらく閉店と同時に何らかの理由で娘夫婦のもとへ生活拠点を移したのではないでしょうか。
気になるその経緯について今後語られることがあるといいですよね。
MCでこ八の経歴
受け身ではなく興味を持てば自ら果敢に挑戦していくタイプだというMCでこ八さんは、やはりラッパーとなるまでの経歴もとても興味深いものとなっています。
ヒップホップを始めるまではいわゆる普通の女性だったのか?元々他ジャンルの音楽活動をしていたのか?というような過去を想像してしまう方も居るでしょうが、なんと彼女の人生は漫才師としてスタートしました。現在まで多くの人気お笑い芸人や落語家を輩出してきた芸能プロダクション、松竹芸能から直々に声がかかり周りの反対を押し切る形で漫才の世界に足を踏み入れます。
しかし漫才師としての活動はそう上手くはいかず、より自身が輝ける場所を追い求めて自らラウンジを経営、それから約20年間お店のママとして水商売の世界で働いていきます。
ある程度年を重ねてからは水商売を離れてスーパーの精肉担当として働きますが、その後身体を壊し退職、療養生活を送る中でHip-hopに出会います。
まとめ
この記事ではMCでこ八さんについて気になる情報をご紹介していきました。
Hip-hopの人間やラップをしている人たちに対してどうしてもマイナスな印象があり、孫を心配するがあまりイベントに着いていったことが全ての始まりだったMCでこ八さん、今ではラップをしている間は身体の不調や痛みを忘れられるくらい音楽を楽しんでおり、まさかの持病が回復する様子も見られてその調子の良さは医者にも驚かれる程だそうです。
「来歴はこれからでこ八が生きている限り作り続ける」という素敵な言葉の通り、これからもどんどんMCでこ八、そして赤ちゃん婆ちゃんが活躍できるように応援を続けていきましょう。