毎年のお正月の風物詩といえば箱根駅伝ですね!沿道も応援する観客でいっぱいになりますが、皆さんはその中に、フリーザのコスプレをした軍団を観たことはありませんか?そのフリーザ様軍団と呼ばれている人たちが、今SNS上で注目を集めているんです。フリーザ様軍団とは、いったいどうゆう人たちなのでしょうか?
今回は、箱根駅伝フリーザ様軍団の場所や正体についてと、歴代いつから応援しているのか?の謎について調査していきます!

箱根駅伝のフリーザ様軍団とは?
お正月の2日、3日に放送される箱根駅伝を観る人は多いと思いますが、フリーザ様軍団と呼ばれている人たちの存在を皆さんご存じですか?大人気コミックのドラゴンボールに出てくる悪役、フリーザの恰好をして駅伝を応援し盛り上げている人たちなんです。2011年ごろから活動していると言われています。
このフリーザ様軍団はとても人気があるのですが、なぜかというと、ただ応援するだけではなく、その年流行ったダンスを踊ったりして楽しいからです。フリーザ様軍団が踊ったダンスをまとめました。
2016年・・五郎丸ポーズ、女々しくて、choo-choo-train
2017 年・・恋ダンス
2018年・・にゃんこスター
2019年・・DA PUMPのUSA
2020年・・パプリカとTT兄弟
フリーザ様軍団は2021年と2022年は、コロナ禍ということで、自粛をし自宅でライブ配信しながら応援されたみたいです。
フリーザ様軍団がパフォーマンスをすると、他の観客も大いに盛り上がりますし、走ってきた青学ランナーが思わず笑った年もあります。フリーザ様軍団は紳士で地元の人々にもきちんと挨拶をするので人気があり、なんと警察官から「今日もよろしくお願いします」と挨拶されるそうです。これはすごいですよね!信頼されているのでしょう。
2023年は引き続き自粛なのか、沿道でダンスするのか気になりますね。もし踊るとしたらやはりサッカーW杯関連のダンスやキツネダンスでしょうか。
箱根駅伝フリーザ様軍団の正体は?
箱根駅伝の名物となりつつあるフリーザ様軍団の正体は、名前や年齢といった詳しいプロフィールは秘密で分からないんですが、地元である神奈川県二宮町出身のサラリーマンだそうです。オリジナルのメンバーは4名で、みなさん町立二宮小学校、二宮中学校で一緒に学んだ同級生です。全員が帰郷するお正月に集まっているんですね。
地元を盛り上げたい思いから、始めは3人でやっていたそうですが、途中から4人になっています。2019年からは、そのパフォーマンス振りに感動した声優&歌手のシャケーザさんも加わり、まるでリーダーかのように目立っています。シャケーザさんのツイッターアカウントは@youkaininngennです。その後も、ドラゴンボールの登場人物である魔人ブウやザーポンも加わり、より一層目を引く集団になっています。
フリーザ様軍団の姿は、ツイッターやYouTubeで観ることが出来ますが、ランナーが走ってくると、「せーの!がーんばれー!がーんばれー!」と叫びながら素人感満載のダンスを懸命にやっていて、見ているこちらも心が温かくなります。善人のフリーザって違和感半端なくて忘れることができません。
薄そうな全身タイツで、寒くてたまらないと思いますので、応援後は温かい飲み物を差し入れしてあげると喜ぶでしょうね。
フリーザ様軍団が箱根駅伝を応援している場所はどこ?
フリーザ様軍団は、沿道で応援する時は、毎年同じ場所に出没します。その場所は箱根駅伝の復路7区の二宮平塚中継所付近(押切坂辺り)で、Google Mapで箱根駅伝と検索すると、ラベル機能を使って「フリーザ観戦会場」と登録されているそうです。認知度が高いことが分かります。登録されている住所は、「神奈川県二宮町山西439-4」です。
フリーザ様軍団は周りの観客やランナーによって、多少移動することはありますが、動いたとしても数十メートル範囲です。なぜかというと地元の活性化に繋げたい思いがあるからだそうです。応援しながら地元の活性化を図るって素敵だと思います。
フリーザ様軍団が盛り上げてくれている神奈川県の二宮町は、とても自然が豊かで、地引網漁が盛んでシラスなどの海産物が有名です。近い将来、町の活性化に貢献してくれたと、何らかの賞をもらうかも知れませんね。
ちなみに、2023年にフリーザ様軍団をテレビで観たい方は、1月3日(火)のAM11時10分あたりから注意して観てみると、沿道に見つかるかも知れません。
箱根駅伝フリーザ様軍団は歴代いつから応援してる?
フリーザ様軍団は、箱根駅伝で2011年から応援を始めているので、2022年までで、かれこれ11年箱根駅伝を応援し続けている事になります。年齢はフリーザという事で秘密なのですが、11年の間に結婚されたメンバーや出世された人もいることでしょうね。
11年も応援しているので、いろいろ慣れたらしく、ファンと一緒に写真を撮ってくれたり、手を振ったりしてくれるらしいです。人柄の良さが伝わってきますね。
フリーザ様軍団の初期の頃の歴史をまとめました。
2011年・・3人 ダンスなし
2012年・・3人 博多どんたく
2013年・・3人 ラインダンス、応援団の真似、Choo Choo TRAIN
当時のツイッターの反応などを見ると、フリーザが並んでいる姿に衝撃を受けた人が多かったようです。
フリーザ様軍団が応援を始めた2011年は、国内では東日本大震災で原発事故で被害が大きかった事や、なでしこジャパンがサッカーW杯で優勝した年です。また海外では、北朝鮮の金正日総書記が死去したと話題になりました。
まとめ
以上、フリーザ様軍団が応援する場所やどんな人物であるのか?と、歴代でいつ頃から応援しているのか?について調べました。
フリーザ様軍団が沿道に現れる場所は、復路7区の二宮平塚中継所あたりで、正体は二宮出身のサラリーマンとして勤める幼馴染の人たちです。初期は3人でした。2011年から応援を始めています。2021年と2022年はコロナで自宅でライブ配信で応援しています。
フリーザ様軍団は、視ていると、とても素朴で、楽しい気持ちがします。10年以上応援し続けるそのフリーザ姿は、箱根駅伝を走るランナーたちの元気の源にもなっていると思います。コロナ禍にちゃんと自粛した事で、ただ目立ちたいだけでふざけているのではない、という事も伝わってきました。
寒風吹きすさぶ中、薄いタイツ姿で沿道で踊るフリーザ様たちの姿は、1年を明るいものにしてくれそうな気がします。2023年の箱根駅伝でどこの大学が優勝するのかも気になりますが、フリーザ様軍団が自粛するのか、沿道に戻るのか、そしてどんなダンスを披露してくれるのかもとても気になります。フリーザ様たちが風邪をひかないようにお祈りしています。
